プログラミングで気をつけていること

はじめに

プログラミングには「正解」があるようで、実際には状況ごとの判断の連続だ。
言語やフレームワークが変わっても、長く使えるコードを書くために共通して気をつけていることがいくつかある。

本記事では、日々の開発の中で自分が意識しているポイントを整理してみる。


1. 「動く」よりも「なぜ動くか」を意識する

実装が完了すると、つい次のタスクに進みたくなる。
しかし、以下の問いに答えられない状態は危険だと感じている。

  • なぜこの実装で要件を満たしているのか
  • どこまでが前提条件なのか
  • どこが壊れやすいポイントなのか

動作確認できた=理解できたではない。
「説明できるかどうか」を、自分の中で一つの基準にしている。


2. 名前を雑に付けない

変数名・関数名・コンポーネント名は、コード上の「文章」だ。

  • data
  • list
  • temp
  • handleSomething

こうした名前は、書いている瞬間は楽だが、後から読むとほぼ情報を持たない。

名前を付けるときは、

  • それは何か
  • なぜ存在するのか
  • どの責務を持つのか

を最低限表現できているかを意識する。
命名に迷う場合は、設計自体が曖昧なことが多い。


3. 将来を読みすぎない

「将来拡張できるように」と考えすぎた結果、

  • 使われない抽象化
  • 複雑なインターフェース
  • 誰も触れない汎用クラス

が生まれることがある。

意識しているのは、

今わかっている要件に、正直に応える設計か?

将来の変更に強いコードとは、
「最初から複雑なコード」ではなく、変更しやすいシンプルなコードだと思っている。


4. コードは必ず「読まれる前提」で書く

コードの読者は、未来の自分か、チームメンバーだ。

  • この処理は一目で意図が伝わるか
  • コメントがなくても読めるか
  • ファイルの責務は明確か

レビューで説明が必要になるコードは、
多くの場合、コード自体に改善余地がある。


5. 「書いたあと」に一度立ち止まる

実装が終わった直後に、必ず一度こう問い直す。

  • このコード、明日見ても理解できるか?
  • 行数や責務は適切か?
  • 今ここに置くべきロジックか?

数分立ち止まるだけで、
不要な条件分岐や重複処理に気づくことが多い。


おわりに

プログラミングで気をつけていることは、
特別なテクニックというよりも姿勢や考え方に近い。

  • なぜそう書いたのかを説明できるか
  • 誰かが読んだときに迷わないか
  • 将来の自分を困らせないか

コードは書いた瞬間よりも、
読まれ、直される時間のほうが長い

だからこそ、「今だけ」ではなく「少し先」を意識して書き続けたい。